留学で英語は伸びるの?

留学で英語は伸びる?留学前後の英語習得方法について経験者が解説します!

「留学してどれくらい英語が身につくの?」

これから留学をしようか考えている人には大きな疑問ですよね。

さえ
留学経験者が解説します!

時間もお金もかけて行く留学。

貴重な体験にするのか、無駄にしてしまうのかはあなた次第。

疑問を解決して挑戦してきてください!

留学前の英語の伸ばし方

留学前の英語の伸ばし方

はじめに、留学前の準備期間についてお話します。

英語を学びに行く留学なのに、行く前に英語を勉強する必要あるの?と思う人もいるかもしれませんが、答えはYesです。

 

たとえばイタリアン料理を教えてくれる料理教室。

・包丁を使ったことがないAさん
・野菜炒めや味噌汁は作れるBさん

どちらが料理教室で充実した時間を過ごせると思いますか?

答えは、Bさんですよね。

ある程度経験や知識があった方がより成長できるのは目に見えています。

 

留学も一緒です。

中学、高校で学ぶ内容は最低限身につけておきましょう。

これができると英語環境に飛び込んだとたん、リスニング力とスピーキング力に集中できるのであっという間に会話ができるようになっていきますよ。

ですが、基礎がないとせっかく聞き取れたのに英単語を知らない、答え方が分からないとなってしまい、留学しているのに単語の暗記をすることになってしまいます。

これはとてももったいないので、できる勉強はしておきましょう。

留学に必要なテストで勉強

私はアメリカの大学に留学したので、「TOEFL」スコアが必要でした。

TOEFLとは (〜TOEFLテスト5つの特徴〜)
・Test of English as a Foreign Languageの略
・主に海外の大学受験に必要なテスト
・ペーパーベースではなく、iBTという全てパソコン上で行われる形式が一般的
・Listening, Reading, Writing, Speakingの4科目
・各30点、合計120点満点
・海外の大学で勉強できる英語力を測定するため、テスト内容はEconomicsやBiologyなど学業にフォーカスした難しい内容なので難易度が高いです。
このTOEFL、とにかく難しいです。
ハーバード大学などは100点以上を要求されます!
一般的な4年生大学では、50から80点ぐらいですね。
当時、TOEFL対策の塾や教室もありましたが、私はテキストを購入し、何度かテストを繰り返し受けるという勉強法をしてました。
範囲も広く、内容も難しいので半年〜1年前から準備しておくと良いですよ。
さえ
私は数ヶ月で追い込んで勉強したのでとても辛かったです。
Listening, Reading, Writing, Speakingという英語習得に必要なスキル全て含まれているテストなので、留学後の生活に役立つ英語を勉強することができます。
決して無駄にならないのでがんばりましょうね!
このTOEFLは主にアメリカやカナダ留学に必要なテストです。
イギリスは、「IELTS」というテストが必要になるので、留学先に必要なテストを調べて勉強してくださいね。

 

また、語学学校に留学する場合は、このようなテストは必須ではありません。

なぜなら、語学学校で学業に必要な英語力を身につけ、大学に入学するという流れになっていることが多いからです。

英会話を習う

日本で英語の勉強と言ったら、この英会話が思いつく人も多いと思います。

時間や資金に余裕があればぜひ通いましょう。

 

日本でも外国人の講師から学べる英会話はたくさんあります。

留学前にネイティブスピーカーの発音やスピードに慣れておくのはとても効果的ですよ。

必ず外国人の講師を探しましょう。
ここでの目的は文法や単語暗記ではありません。
ネイティブスピーカーと事前練習するという目的を忘れないでくださいね。

日本にいる外国人と友達になる

あなたに外国人の友達はいますか?

もしいるなら留学出発までたくさんの時間を共にしておきましょう。

もしいなかったらぜひ作ってみてください。

 

英会話のところでも話しましたが、やはりネイティブスピーカーと話すことがとても大事です。

私も留学当初は、相手は簡単なことを言っているのに全く聞き取れなかったです。

あとで何を言っていたのか分かったときに自分のリスニング力の低さにがっかりしたのを覚えています。

それだけ本物の英語は異なるので、留学前に準備しておきましょうね。

 

この先は、実際に留学生活が始まってからの学習方法についてお話します。

留学すれば英語はできる!

と思っている人は要注意なのでぜひ最後まで読んでくださいね。

留学中の英語の伸ばし方

留学中の英語の伸ばし方

留学中は、自ら英語環境を作りましょう。

日本人と関わらない

ちょっと厳しい言葉ですが、日本人と関わらない方が英語は伸びます

日本人と日本語を話すと安心しますが、留学の目的を忘れず、英語環境を作っていきましょう。

 

週に1度だけ日本人の人たちと過ごすなど、ルールを決めておくのもいいかもしれませんね。

学校の授業、課題にまじめに取り組む

語学学校への留学でも、大学への留学でも学生であることに変わりはありません。

授業に出て課題に取り組むのは最低限やるべきことです!

留学中は楽しいこともありますが、授業で身につけられる英語こそ留学中に学ぶ英語の基礎になりますよ。

 

なぜ留学しているか忘れずに毎日勉強していきましょう!

留学後の英語の伸ばし方

留学後の英語の伸ばし方

英語を使う仕事を選ぶ

英語は言語なので使わないと忘れてしまいます。

私も日本に帰国後、英語を使う頻度が減っているので留学時よりも話しづらさを感じることが増えました。

英語以外の得意分野や興味に合わせて職業を選んでみてください。

・英語教育
・外資系企業
・留学関連企業
・旅行業者
・商社 etc.
私は、子供が好きなので英語教育系に進みました。
そのあと独学で保育士資格を取りプリスクールで働きました。
子供たちに英語を教えるのはやりがいもありますし、留学という素晴らしい経験を子供たちに伝えていくのも楽しいですよ!

英会話で学び続ける

留学から帰国後も英会話教室で学ぶことは可能です。

外国人の先生と話す機会を増やすして、英語を習慣にしましょう。

レベルを選択すれば、留学時よりも英語を伸ばすこともできますね!

自己学習

すぐに取り組めるのが自己学習。

テキストを買ったり、英字新聞、洋楽、洋画を使って勉強できます。

留学して英語の基礎がついた時なので聞き取れる英語が増え、理解できる英語が増え楽しく英語が勉強できると思います。

 

私は、今一度「文法」を見直そうと思い、テキストを買いました。

日常会話ができるようになると、よりネイティブスピーカーに近づこうと思ってくるのかもしれませんね。

 

どの方法にしても、英語を続けましょう!

人に教えたりアウトプットすることができるとより自分の身になるので、このブログも私にとっては大事な英語学習の場所です!

留学のメリット・デメリット

留学のメリットとデメリット

メリット

私が思う留学のメリットを一覧にしてみました。

・大きな決断をする
・英語が身に付く
・自立する
・多国籍文化に触れることができる
・日本の良さが分かる
・視野が広がる
・自信がつく
異国で生活することは思っている以上に大変なことです。
英語を身につけるだけでなく、その生活を乗り切りさまざまな経験をすることは確実にあなたの人生に大きな影響を与えますよ!

デメリット

メリットはたくさんありますが、デメリットも確認しておきましょう。

・資金がかかる
・ホームシックになる
・日本の流行りについていけない
・天狗になる
留学は、学費だけでなく飛行機代や生活費などさまざまな資金がかかります。
また、慣れない環境で寂しくなることもあるでしょう。
文化が違っても心が通じる友達ができれば支えてくれることもありますが、やはり日本で生活することと比べると大変なことも多いのでホームシックになる可能性はあります。
ホームシックは必ず終わるので、乗り越えたときには一回りもふた回りも成長した自分になっていますよ!
ホームシックになることばかりを心配せず、勇気を踏み出すことも大事ですね。
留学している期間の日本のニュースや流行りについていけなくなることは覚悟しておきましょう。
帰国して友達と話が合わないこともあるかもしれませんが、その時は留学先での話をしてお互いに教えあえるといいですね。
最後に注意したいのが、「天狗になる」ことです。
外国人に強い憧れをもつ私たち日本人は、留学して帰ってくるとあたかも外国人になったかのように振る舞ってしまう人もいます。
留学で素晴らしい経験ができるのは確かですが、留学していない人や日本にいる人に対して尊敬の気持ちを持って接することを忘れないようにしたいですね。

まとめ

今回は、留学時の英語学習についてまとめてみました。

いかがですか?

留学はあなたの人生に大きな変化をもたらし、最高の学びになります。

ぜひ準備をして飛び立ってくださいね。

 

私は留学のおかげで視野が広がり、価値観が変わり、自分らしさを大切にするようになりました。

英語を身につけられたこと以上の経験ができました。

 

いつか自分の子供にも留学はさせたいと思っています!

みなさんも素敵な留学生活が送れますように。