外国人の保護者対応をするとき、困ったことはありませんか?
よくある園でのシーンをまとめたので参考にしてみてください。
これだけ覚えておけば、大事な要点は伝えることができますよ!
保護者対応<登園時>
登園時には、子どもの体調や様子を確認しましょう。
保護者から子どもの気になるところや変わった様子があれば教えてくれることもあるので、きちんと確認しておきましょう。
Teacher: Good morning! How are you today?
(先生:おはようございます。今日の調子はどう?→子どもに直接聞く場合)
Child: Good morning! I’m good!
(子ども:おはようございます。元気です!)
Teacher: How is she/he doing today?
(先生:お子様の今日の様子はどうですか?→保護者に子どもの様子を聞く場合)
Parent: She/He is doing fine. He ate all his breakfast today!
(保護者:今日も元気です。今日は、朝食を全部食べました!)
→Teacher: That’s good for her/him! Let’s play a lot today!
(先生:それはいいことですね!今日もたくさん遊ぼうね!)
Parent: She/He is a little bit tired. She/He couldn’t sleep well last night.
(保護者:今日は少し疲れているようです。昨夜、あまりよく眠れなかったみたいです。)
→Teacher: I see. I will keep an eye on her/him. We will let you know if something is wrong.
(先生:わかりました。注意して見てみますね。何かあれば連絡します。)
「keep an eye on 〜」
注意して〜を見る
これは保育現場でよく出てくる表現です。
先生同士でも子どもの様子を共有したときなどに使うのでぜひ覚えておきましょう。
保護者への保育中の連絡
急に子どもの体調が悪くなったり、怪我をしてしまった時には保育中でも保護者に連絡しなければなりません。
そんな時の対応例はこちらです。
Teacher: Hello, this is Hanako from ABC preschool. Is this Lisa?
(先生:こんにちは。ABCプリスクールの花子です。Lisaさんですか?)
Parent: Hi. Yes, this is she.
(保護者:こんにちは。はい、そうです。)
Teacher: Jack has started having a high fever, 37.8 degrees, and needs to be picked up. Could you please come to school soon?
(先生:ジャックが37.8度の高熱を出しているのですぐにお迎えに来ていただけますか?)
Parent: Oh I see. I will be able to come get him around 2pm.
(保護者:あら、分かりました。午後2時ごろに迎えに行けると思います。)
Teacher: Thank you. I will keep an eye on him and waiting for you.
(先生:ありがとうございます。注意して見て待っていますね。)
子どもが熱を出してしまうことはよくあります。
この表現を覚えて、保護者の方にすぐに連絡できるようにしておきましょう。
熱以外にも園でよくある子どものアクシデントをまとめてみました。参考にしてみてください。
- fall down: 転ぶ
- bump to ~ : ぶつかる
- hit: たたく
- bite: 噛む
保護者対応<降園時>
降園時には子どものその日の様子を保護者へ伝えましょう。
子どもたちが頑張っていたこと、できるようになったこと、体調で気になったことなど一言だけでも伝えてあげると保護者は安心します。
Teacher: Welcome back! I will call Jack to get ready.
(先生:おかえりなさい。ジャックに声かけて帰る準備しますね。)
Parent: Thank you.
(保護者:ありがとうございます。)
Teacher: Today, he was really kind to one of his friend and shared a toy together.
(先生:今日、ジャックはとても優しくてお友達とおもちゃを仲良く使うことができました。)
→Parent: That’s good to hear. Thank you so much.
(保護者:それは良かったです。ありがとうございます。)
Teacher: Today, he could eat all lunch but after he got tired and was quiet a little bit. He doesn’t have a fever but please keep an eye on him at home as well.
(先生:今日、ランチは全て食べられたのですがそのあと疲れてしまったようで少しいつもよりおとなしかったです。ご家庭でも様子を見るようお願いします。)
→Parent: Oh ok. Thank you for letting me know. I will do that.
(保護者:あら、教えてくれてありがとうございます。家でも様子見ます。)
子どもたちにも、頑張った日には「Well done! Good job today! = よくできました」と声をかけてあげたり、「See you tomorrow! = また明日ね!」と元気に挨拶することも忘れないでくださいね。
まとめ
保護者への対応は、大事なお子様を預かるバイリンガル保育士として大事な役割です。少しでも安心してお子様を預けてもらえるように、信頼関係を築いていきましょう。
難しく考えず、保護者の立場に立って、知りたいこと、不安に思うことを伝えてあげたり、保護者の話を親身に聞くことも大事なことです。
今回の例文が少しでも役に立ってくれると嬉しいです。