アメリカでは、
「プリスクール」=「保育園」
ではないことを知っていますか?
今回は、海外の保育施設の呼び名を比較しつつ、日本との施設の違いについてまとめました。
コーヒーブレイクなどにサクッと読んでみてくださいね。
海外での保育園の呼び名
海外で日本の保育所・保育園や幼稚園にあたる施設の呼び名は国によって少し変わってきます。
ここではアメリカの例を参考に取り上げますね。
Daycare デイケア
子どもを0歳から預かる施設で日本の保育園に近い施設です。教育よりは保育がメインで、共働き家庭がお子様の日中の保育を目的で利用することが多いでしょう。
施設によって保育時間、料金、活動内容、ランチやオムツ・おしりふきの提供、1クラスあたりの子どもの人数なども違ってくるので、日本の認可保育園とは少し異なったイメージです。
Preschool プリスクール
就学前の子どもが通う施設で、3歳から5歳くらいの子どもたちが対象です。日本の幼稚園に近いイメージです。「school」と呼んでいるように、言葉や数など教育がメインで学校に進学する前の準備をします。
アメリカでは、デイケアとプリスクールまでの年齢の子たちへの教育を「Early Childhood Education」と呼んでいて、日本で働く外国人の先生の中には大学院に進み修士課程を取得している先生たちもいます。
Kindergarten キンダーガーテン
多くの小学校に併設されていて、日本の年長児が対象のスクールです。1学年だけなので、小学1年生になる前のプリ1年生というイメージです。
「K」と表されることが多く、「K-2」はキンダーガーテンから小学2年生までを示しています。
日本での英語保育園の呼び名
日本でも「プリスクール」「キンダーガーテン」という呼び名が増えてきました。
このような名前が付いている園は主に英語を使っている施設です。外国人の先生と日本人の先生がいて英語教育に力を入れているところが多いでしょう。
日本ではアメリカのシステムと少し異なり、
「プリスクール」=「保育園」
「キンダーガーテン」=「幼稚園」
というイメージです。
園によって保育時間や教育内容が異なるので、名前だけで判断せずに園についてきちんと調べることが大切です。
また、このような英語の施設は「認可外」つまり私立であることがほとんどなのでお子様を預ける施設を探している方は保育料もよく調べましょう。
まとめ
いかがでしたか?
日本の園のイメージとアメリカのイメージとでは少し異なることに気がついたかと思います。
今回はプチ情報としてまとめてみました。
教育は国によってかなり違いがあり、日本と比較するととても興味深いです。
日本の良さを大事にしつつ、海外にも視野を広げ子どもたちに最善の保育・教育を提供できるように保育士さんたちも一緒に頑張りましょうね!